ボーイソプラノ

元々ボーイソプラノ。

生後半年足らずでチェリーのうちにニューハーフにしてしまったからかな・・・？

10年以上続いた全盛期の体重7キロオーバー時も、ずっとかわいいボーイソプラノだった。


テちちゃんお日様半身浴中・・・

 

デカいガ体にでっぷり乗った肉・・・

ガッシガッシと歩く姿をテち目線（私も四つん這いになって）でみると、さながら小さいトラのよう・・・肩甲骨を左右交互に盛り上げてやってくる。

そこにタルんっタルんのお腹の肉と、垂れ下がった皮をおおう長い（なんか長かった）毛が、右に左にユサユサ揺れて・・・ちょっと怠けものっぽい小トラの貫録たっぷり！

それで「ごはんくれよーー」と鳴く。
 

やややや～ん！

 

・・・なんだそのカワユイ声は！

見た目の風貌とギャップが激しすぎるぞ！！

いいのかそれで！！！

 

・・・まあいいか、それで。

割とワンアンドオンリーみたいなのが好きな私は、お顔の変な模様も、1個だけ、手の平半分だけ黒い肉球も、桜の花吹雪半分だけ脱いじゃったような縞模様も気に入っているのだ！

 

で、カワユイ声でめしくれー水くれー遊べーーとせがまれるのも大好き。

たまらなくなってギュッと抱きしめると・・・悪いユメでも見たような顔で振り切って逃げていく。

チェッなんだよぅーーお預けかよぉ～～とギャル（←し・・死語）を年甲斐もなく追いかけるオヤジのようにブツブツ思う。

ツレなくされても大好き、いやツレなくするからもっと好き・・・？

17年間の大片思い。

こんなのテちしかいない。

 

さて、1月に体調をくずして足腰立たなくなってぺっちゃんこになっちゃったテちちゃん。

仕事から帰ってきて、初めて見るその姿に仰天し、慌てふためく私を見て、

「きゅー・・・」と鳴いた。


そんな声で鳴きましたか、ボクが？？
 

そりゃー今まで聞いたことのないほど高い、大きいとおる声でのソプラノの響き。

「何やってたんだよぅー遅いじゃんかよぅー早く助けてよおーー！」と聞こえた。

それで「この声で鳴けるならまだ大丈夫、望みはある！」と元気が出たのだったっけ。

 

それからなんとか飲み食いできるようになってちょっと復活し、それでも未だに体重減少に悩んでいるけれど、なんだか体重が減るたびに声が高くなる。

なんでかな？

そういうもの？？？

幼児帰り・・・って精神的なものを意味するんだっけ。

でも今声も体重も幼児帰り中・・・多分。

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rummy